パラサイト

 高校のとき、小説というものを読み始めたころですけど、最初にホラー小説を読んだのはこの作品でした。

パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)

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瀬名 秀明 角川書店 1996-12

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"Eve1"。若き生化学者の永島利明にとって、それは非業の死を遂げた愛する妻・聖美の肝細胞にほかならなかった。だが、彼は想像もしなかった。その正体が、「人間」という種そのものを覆す未曾有の存在であることを.....！

 

瀬名　秀明著のSFホラーです。

学生のころ、しかも小説というものを読み始めたころに読んだため、当時はすごく自分にとって難易度が高いものでした。

 

なにやら難しい用語や知識が出てくるし、あとエロい(笑)

でもいろんな意味で衝撃的でした。これのおかげでホラー系の小説にはまったぐらいです。

 

なにせ、小説読み始めのころは、ホラーのあの黒い表紙が当時すごい不気味でなぜか読むのを敬遠していたのです。

 

なぜ読む気になったのかというと、本と同名であるゲームの、

 

パラサイト・イヴ

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スクウェア 1998-03-29

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にはまっていたからです。それでなにやらこのゲームには、同じ名前の小説があるらしいということで買ったのが、瀬名秀明の作品でした。

 

一応このゲームと小説とは世界観はつながっているようです。

 

ゲームも小説もですけど、ラストがゾクッとするような終わり方でした。

ゲームは主人公が銃を使って戦えますけど、小説の主人公はどうやってEve1を倒すのかすごく結末が気になって、ページをめくる指が止まりませんでいた。

 

難しい知識や用語はわからなかったけれど、さほど気になることなく読み進めることはできました。